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映画「かん天な人」「てんせいな人」を始めACT FACTORY TOPIXの作品情報、米田隆司、Park Sinhoの主張、メッセージなどをお知らせします。
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明日は春分の日、そして週末は「かん天な人」

季節が冬から春へと移るひととき、21世紀ニッポンの悩める問題をぜひ考えて見てください。

12年前の出来事です。いつものように仕事に出かけるはずだったのですが、いろいろあってその日は休むことにしました。そして、ヘリの音で目が覚めました。地下鉄サリン事件が起こったのでした。いつも通り出かけていたら、間違いなく巻き込まれていました。

監督が心配して電話をくれました。家族や親類、友人からも電話をもらいました。

人の命の尊さとはかなさ、そして命を奪うことがいかに卑劣で残虐かを思い知らされた一日でした。

偶然難を逃れたことに安堵するとともにうしろめたさのようなものも感じました。

あの事件が自分にとってなんだったのか、その答えは未だ出てきていません。

もしかすると、そのとき「生き残った」という思いが、人の命を踏みにじる北朝鮮やその手先となっている朝鮮総連などに対するアクションの原動力となっているのかもしれません。

ともあれ、国内においては数々の不法行為で無辜の日本人を何人も殺し、北朝鮮においては飢餓や粛正で何人もの人民を殺した明々白々な事実を顧みず、「被害者面」する者、それを「盲目的に支持する者」が今もこの世にいます。この事実を放置していては、無念のうちにこの世を去った人々に顔向けできません。

この映画が、そのことに気づくきっかけになることを願っています。

今週末、飯田橋で会いましょう。
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tokuden mokuren
徳殿公園 東京都練馬区豊玉南1-16-1

昨日、ロケ地のひとつ徳殿公園(東京都練馬区)にいってきました。朝鮮連盟関連の企業に勤め、北朝鮮と朝鮮連盟の実態にショックを受け、贖罪と怒りの気持ちに耐えきれず、武雄が殺された後、自殺を図った金哲男を平一造が助けた場所です。哲男の立場は、ちょうど監督のコラムで紹介されていた商工会職員と似ています。北朝鮮という国がなければ起こらなかった悲劇を背負わされた二人です。一人は架空ですが、もう一人は確実に存在しています。この罪深さ、北朝鮮や総連は自覚しているのでしょうか。

白木蓮の花が満開でした。もうすぐ桜の季節。早く拉致された人に帰ってきてほしいし、北朝鮮国民にも春が訪れてほしいです。
 先日、兵庫県の商工会に強制捜査が入り、逮捕者が出ました。監督曰く「安倍首相は、パフォーマンスにたけた小泉前首相に比べ、見た目の派手さに欠けるものの、拉致を始めとする北朝鮮絡みの問題に本気で確実に立ち向かっている」とのこと。確かに目立たないのか、マスコミがわざと目立たないようにしているのかは別として、いわゆる不言実行型の粛々とやるべきをやるタイプの宰相と思います。北朝鮮問題ばかりというバッシングもありますが、北朝鮮問題すら真剣に取り組まなかった小泉前首相以前の政権に比べ、格段に頼もしさを感じます。
 さて、話を商工会の事件に戻します。自分たちは、そんな安倍首相の「本気」の行動に、図らずも因縁を持つことになりました。なんと逮捕者の一人が監督の旧知の人物であり、それもただの知り合いを超えた絆を持っていたとのことです。驚きとともに複雑な思いを感じます。同時に今後の在日問題に我々日本人もまったなしの状況に置かれていることを痛感します。


監督より

一粒の友人
映画「かん天な人」監督 朴信浩

 2007年2月6日、外出先で入った飲食店で、店内のテレビを見ながら、食事をしていました。ちょうどニュースの時間で、兵庫県朝鮮人商工会による北朝鮮への不正送金で、同商工会の在日朝鮮人が逮捕されたニュースが流れていました。その逮捕者の名前の中に、自分がかつて留学生同盟でともに学んだ同期生がいるのを見て驚きました。一瞬、我が目を疑いましたが、まぎれもなく彼は、留学生同盟の同期生でした。

<関連記事>
http://www.sankei.co.jp/chiho/hyogo/070111/hyg070111005.htm



(ご覧になっていかがでしょうか。総連側は不当な弾圧と訴えていますが、少なくとも自分には「弾圧されている」とは見えません。総連が警察を恫喝しているだけです)

 単なる同期生であれば、あえてこのことに触れることもありません。ですが、学生時代、夢と可能性にかけて、といえば聞こえはいいのですが、ありていにいえば、いろいろなことに行き詰まって、半ば逃げるように大阪を去り、上京した自分にとって彼の存在はあまりにも大きすぎました。上京するとき、どうしても周囲の協力が必要となった自分は、思いきって相談し、事情も包み隠さず話しました。彼は嫌な顔ひとつせず、自分の頼みを引き受けてくれただけでなく、会うたびに力強く励ましてくれました。

 他の者は、自分の夢を力強く話しても無視したり、茶化したりするだけでしたが、彼はそのようなことは一切言わず、「東京で成功して、大阪に錦を飾れ。そのときまた合おう」と心から励ましてくれました。有名になれるアーティストは一握り。最初から支援してくれる人はそうそういるものではありません。ましてや自分は、その一握りをめざす無名の駆け出し。応援してくれる人は、一握りどころか、ほんのほんの一粒。その一粒さえ、ついていない場合の方が多い。一握りの有名人には、山のように人が群がるのに対し無名の自分は……、そう感じざるを得なかった、そんな時期でした。

 彼が大学卒業後、商工会に就職したのは知っていましたが、今も辞めずに勤めていたことには正直驚きました。同時に律儀でまじめな彼ならさもありなんとも思いました。彼の家庭は民団ばりばりで、総連の関連団体である商工会への就職は、両親の猛烈な反対があったそうです。そして、自分の信念と理想を貫いた彼は、その後の北朝鮮の変遷を知りながらも、律儀にまじめに、商工会の仕事をやり続けました。

 2003年、「あほんだら〜 カスゥ〜ッ」という短編作品を制作しました。北朝鮮の実態を知りながらも、自分のシノギで得た金のほとんどを、祖国に送り続ける在日ヤクザが主人公です。シノギがうまくいったある日の夜、上機嫌で訪れた行きつけのスナックで、楽しく飲み明かすつもりが、悪酔いした飲み仲間の一人にそのことを散々批判される羽目に。二人は激しく罵り合い、口論の末、飲み仲間から「送金などやめろ」といわれ、在日ヤクザはついに逆上してしまいます。

 自分が正しいと思っていたことでも、間違いであることがはっきりした場合、潔く過ちを認め、ただちに手を引くべきです。誰もがそう思うでしょう。でも、実際その立場になったら、果たしてそうできるかというのもまた微妙なところだと思います。これまでの利得だけでなく、そのことに対する思い入れや責任感、自分自身の存在意義など、どうしても捨て切れない、わずかな可能性でもギリギリのところまで見極めたいといった、さまざまな後ろ髪引かれる思いが出てくるのではないでしょうか。

 彼もまた、もはやすべては絶望的な状況にあることはわかっていても、祖国北朝鮮が日本からの送金で正しく行動をしてくれるのではないかという望みを完全に捨てきれず、当局の追求があった場合、真っ先に検挙される立場にありながら、半ば犠牲的な精神で、その職を離れなかったのではないかと思います。もちろんこれは、昔から正義感の強かった彼を、よく知っている自分の観点からです。

 しかし、北朝鮮は在日朝鮮人のことを金づる以外の何者でもないとしか考えていないことだけは強く認識してほしい。反社会的な活動をけしかけしたり、在日朝鮮人を食い物する祖国やその指導者に忠誠を尽くすのではなく、真の意味で在日朝鮮人の明るい未来のために行動してもらいたいと思います。キミリソン、キンジョイルといつまでも吠えていてもどうにもならないことですから!

 近い将来、確実に激変するであろう総連、民団の状況、在日の立場を、今明確に定義することは難しいですが、ただ一つ確実に言えることは、北朝鮮も韓国も都合が悪くなれば一目散に在日を切り離します。自分にとって祖国と呼ばれる国の政治家ほど在日を見捨てる者はいませんから。

 映画「かん天な人」の一場面に出てくる 総連、民団を抜きにした在日朝鮮人、韓国人の真の共生を日本の政治に委ねなければならなくなることは確実です。これだけは断言します。
この男をやたらマスコミは持ち上げますが、もし間違って当選したら投票した人は一生後悔するでしょう。

浅野史郎と総連の蜜月…石原慎太郎よ帝都決戦を制せ
http://dogma.at.webry.info/200703/article_7.html


拉致被害者の方々を侮辱するような人間に都政はまかせられない。都民が拉致されても見殺しにするといっているようなもの。何よりここまで、総聯にへつらう人物に公正な政治など望めません。

浅野史郎・石原都知事が韓国の悪口を言うのはよくない・韓国観光公社イベントにて

悪口というのは、個人的な感情や悪意で相手を中傷するというもの。批判・非難とはまったく違います。むしろ政治家であれば、遠慮なく批評すべきです。隣の国であるという理由だけで、発言を差し控えるようでは、政治家として失格。「悪口をいわない方がいい」が、なんらかの利害関係で、情報を隠蔽するつもりがあるということであれば、都知事候補どころか都民の敵です。ブログをご覧の皆さんにも申し上げたい。政治家が、個人的に韓国ドラマが好きだったり、友人がいること自体は大いにけっこうなこと。シンパシーを感じるのも自由です。しかしそれを政治に持ち込むことまで認めては、政治は終わりであるということです。

借金が増えた理由を「国のせい」、箱もの増産を「未来の投資」と、寒い寒い猿芝居で茶化した軽薄な人間を都庁に入れてはならないことは確かなようです。
 以前、在日に対し、「この作品の意図するところは、在日が立ち向かうべき相手は、北朝鮮であり、総聯・民団であることをまず理解してほしいということである」というメッセージをお送りいたしましたが、今回は日本人の皆さんにも少し解説をさせていただきたいと思います。
 南北朝鮮、在日に関する問題を是正しようという動きは、ようやく始まったばかりで、ネットに通じている人以外では、盲目的にそうであろうという根拠のない確信で「かわいそうなことをした」という贖罪意識や韓流などを通じてにわかシンパシーを持っている人か、まったく何も知らない、関心がないという人がほとんどで、圧倒的に後者の割合が高いのが現状です。強制連行や従軍慰安婦といったネットユーザーや戦中世代なら誰もが知っている嘘と捏造の塊も、一般の人には未だに事実として伝わってしまいます。
 北朝鮮問題、在日問題を取り上げるにあたりこうした背景があることをまず考慮しました。まず問題のある方に顔を向けていただくために、あえて問題の存在はどこにあるかというところに留めたということです。
 確かに物足りない部分はあったと思います。編集時間の関係で切った「惜しい」シーンもあります。また、本作品は政治宣伝の前にファンタジー作品です。そのエッセンスとしてこの問題を取り入れました。どこまでそれを反映させればよかったのか、という点についてはしばらく結論が出せないと思いますが、「こんなものでは追求がまったく足りない」「在日に何を甘いことを」という批判も含め、日本の隣に問題だらけの2国があり、その2国からコケにされながらも、その2国とのつながりから離れることができず、恩恵を受けている日本に敵対している在日組織が、日本にあるという問題を知っていただく第一歩として、この作品が多少なりとも貢献できればと思います。

最後に荒木勝龍のプロフィールを紹介します。多少なりともこの映画の趣旨が伝わるのではないかと思います。

荒木勝龍
北朝鮮の人権問題や拉致問題、在日社会の問題に取り組む国会議員。身の危険を顧みない勇気ある行動に支持者も多い。特に北朝鮮に渡った身内のいる在日朝鮮人や北朝鮮の人権問題に取り組む人々、拉致問題の解決をめざす人々からは絶大な支持を得ている。しかし、北朝鮮利権に熱心さゆえにその発言も過激になり、ある在日朝鮮人組織から命を狙われることになる。そして運命の講演会の日、放たれた凶弾によってもっとも信頼していたボランティア青年藤原武雄を失うことになる。しかし、藤原武雄の魂を託されたかん天平一造によって、再び立ち上がる勇気を取り戻し、巨悪に立ち向かう。元在日朝鮮人。


 それにしても、ここ数年の半島問題に対する意識の変化は、まだまだ途上にあるとはいえ、ずいぶんと変わったものです。この変化がさらに加速されることを願ってやみません。
2/17、久々に冷え込んだ雨模様の中、映画「かん天な人」11回目の上映を行いました。今回は貴重なご意見をいただき、この作品を制作して、また上映を続けてきてよかったとあらためて実感いたしました。

その主な内容は、

●荒木勝龍が総聯(映画では朝鮮連盟)と決別しているのがわかりにくい。
●在日特権の問題が台詞だけで、ストーリーに反映されていない
●自殺志願者を救う話に在日の問題が隠れてしまっている
●北朝鮮だけが問題ではない

など。察するに「在日問題に対する追求が物足りない」的な批判をいただいた感じです。

確かにそうした方がよかったというのはわかるのですが、一般受けができるかどうかという別の問題もあったわけでして、その辺の按配が難しいところでした。
人の命の尊さとはかなさを伝えるエッセンスとして、北朝鮮、総聯(映画では連盟)、在日の問題を取り入れた作品で、プロパガンダを目的とした作品ではないという事情もあります。
また、事の重大性がまだ伝わっていない(メディアの扱いをみれば無理からぬところですが)一般の在日に、まず自分たちがどこに向かうべきか、少なくとも自分たちを真に脅かしているのは誰かを理解してもらうこと、同時に一般の日本人にも、在日をこれ以上厚遇する理由も責任も何もないことを理解してもらうことから始めなければならないという事情もあります。
一足飛びにいきたいのはやまやまですが、なかなかそこまで、観客を引っ張るのは難しいとも感じておりました。

なんにせよ、初めて「手ぬるい」という批判をいただいた今宵、見方を変えれば、在日問題に取り組んできた諸兄の努力が実を結びつつある状況がもたらした結果ともいえるかもしれません。映画を企画・制作してから、この問題を取り巻く状況が、かなり大きく変わってきたという側面もあります。
これほどの批判が出るほどこの映画に期待されていた方がいらっしゃったということは、深く胸に刻んでおきたいと思います。

映画の主旨、目的は、ACT FACTORY TOPIXのサイトこちらの記事をお読みいただければある程度おわかりいただけると思いますが、後日整理して書かせていただきたいと思います。

2/17 ご来場者数 7名
カンパ 7,000円
明日は今年2回目の上映となります。

皆様お待ちしています。

2007年2月17日(土)18:30開場 19:00上映
東京ボランティアセンター会議室
(JR飯田橋駅駅ビルラムラ10階 ※2階に書店のあるビルです)
http://www.tvac.or.jp
画面右のリンクに直近の上映情報を加えました。
直近の上映情報がご覧になれます。
 東京都内で連続発泡事件がありました。暴力団同士の抗争らしく、その原因はいろいろ言われていますが、暴力団の勢力図が変わったことで、利権対立が生じたこともあるようです。
 どんな社会でも、なんらかの仕組みができると、そこにどうしても利権が生じるのは、人間が経済活動を続ける限り、というより、生きている限り逃れられない宿命的なものなのかもしれません。
 そういう利権構造にはっきりと「ノー」を示したことで、窮地に立った国会議員を支援する青年を軸に描いたのが、映画「かん天な人」です。
 利権は宿命とはいえ、肥大すると人心を惑わせ、多くの不幸、悲劇を生み出します。甘い汁を吸えなくなるのを怖れる人々こそ、北朝鮮問題、拉致問題、在日問題の元凶かもしれません。

「北朝鮮と話し合えば、友好的に問題を解決できる」
「朝鮮総連への弾圧はまことに遺憾だ」
「反北朝鮮大合唱の世論は狂っている」
「罪もない子どもに危害を加えるのは卑劣」
「戦争中の謝罪もしないで、何が事件か」


などという人がいたら、

「利権を守るためのでたらめ」

であることをまず疑ってかかってみるべきでしょう。


2月の上映は再来週です。お待ちしています。

2007年2月17日(土)18:30開場 19:00上映
東京ボランティアセンター会議室
(JR飯田橋駅駅ビルラムラ10階 ※2階に書店のあるビルです)
http://www.tvac.or.jp

※入場無料 よろしければカンパにご協力ください。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
日本最大のSNS mixiにこの映画のコミュを開設しています。
mixi会員の方はぜひお入りください。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=813021
協賛
プロフィール
HN:
米田隆司(ACT FACTORY TOPIX)
性別:
男性
自己紹介:
ACT FACTORY TOPIX
事務局代表兼脚本担当
古賀大造名で出演もしています。
E-mail
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