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☆朴監督からの、このたびの砲撃についてコメントがありました。前の記事でも書きましたが、私たちの行動にはときとしてトンでもないものが動くことがリンクしているようです。
ピョンヤンの内情
朴信浩
2010年11月23日、韓国・延坪(ヨンピョン)島が、北朝鮮から砲撃を受け、軍人だけでなく民間人にも死傷者が出ました。今回の砲撃は、北の瀬戸際外交の一手段であることは間違いありません。なんだかんだと言っても、韓国や日本への、金や食糧の強烈な無心という意味もあるでしょう。
しかし、自分的にはこれ以外にも、何かとんでもない理由があると思います。
アホの三代目となる三男金正恩(キム・ジョンウン)への世襲による政権委譲が引き起こした、内政でのドタバタが起きているに違いないと考えています。ロートルとなり下がっている金正日(キム・ジョンイル)であっても、自分の目が黒いうちは、何があっても金一族が北で独裁政権を維持できるようにどんなことでもやるでしょう。しかし、今回キム・ジョンウンを後継者に指名したことで、キム・ジョンイルの許しがたい悪巧みやずるさが、露呈したのは想像に難くありません。側近中の側近と言われる連中でさえ、内心忌々しい、いやはらわたの煮えくり返るような思いではないでしょうか。
長男金正男(キム・ジョンナム)は、海外で遊びほうけているようなまねをしながら、せっせと金ファミリーコネクションをつくり、一族がどこへ逃げても贅沢三昧できるための工作をしていたのは明白で、その猿芝居は、政権内でも完全にばれてしまったと思います。そしてその工作活動も次のステージに動き出し、今回の世襲劇となったと推察します。一族の移動が始まり出したタイミングに合わせて、ジョンウンを後継者にしたのでしょう。キム・ジョンイルもあわよくば国外に逃亡し、余生を優雅に過ごしたいがために、すべての責任をジョンウンに取らせ、バイバイしたいという魂胆が見え見えです。要するに逃げ道確保ということですね。
北朝鮮崩壊のシナリオは、韓国や米中が考えるまでもなく、キム・ジョンイルの頭の中にすでに完成しているでしょう。屑みたいな核爆弾製造施設ではったりをかけ、周辺国を脅していますが、そんなものが、効かなくなってしまうのも時間の問題でしょう。
破れかぶれのキム・ジョンイルのシナリオは、2,3年以内に捨て身の軍事行動を韓国にけしかけ、国連軍に制圧されるであると思います。今回の韓国・延坪(ヨンピョン)島の砲撃はその序章ということです。つまり、キム・ジョンイルのシナリオは、北朝鮮と言う国が滅亡するということです。国家の最高指導者たる者、本来ならば国と共に我が身を捧げるのが当然ですが、国民を人とも思わない人間に、そんな気持ちはみじんもないと思います。
そんな腐った独裁者でも、自分の胸三寸で銃殺にできない側近がいます。その側近たちに、これらのシナリオを読み取られたらどうなるか。ジョンイル下しとまでは行かなくても、なんらかの圧力をかけるでしょう。自分だけ逃げるな、俺たちも連れていけと。延坪(ヨンピョン)島の砲撃は、そうしたジレンマにいら立つ中、軍内部に大きな圧力をかけ、実行に踏み切ったと推測することができます。
つまり、俺にはここまで国際社会を脅すことが出来るんだぞ! 言うことを聞かない奴は誰であろうとも銃殺にしてやるぞ! という親愛なる指導者同志金正日様の偉大なる教示何でしょうね……。
あほらし〜〜〜〜〜ぃ
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