映画「かん天な人」「てんせいな人」を始めACT FACTORY TOPIXの作品情報、米田隆司、Park Sinhoの主張、メッセージなどをお知らせします。
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皆さま、新年あけましておめでとうございます。
「かん天な人」今年も上映いたします。
1月と2月の上映会をご案内します。下記以外に追加があった場合は随時このブログでご案内します。
2007年1月20日(土)18:30開場 19:00上映
2007年2月17日(土)18:30開場 19:00上映
東京ボランティアセンター会議室
(JR飯田橋駅駅ビルラムラ10階 ※2階に書店のあるビルです)
http://www.tvac.or.jp
※入場無料 よろしければカンパにご協力ください。
「かん天な人」今年も上映いたします。
1月と2月の上映会をご案内します。下記以外に追加があった場合は随時このブログでご案内します。
2007年1月20日(土)18:30開場 19:00上映
2007年2月17日(土)18:30開場 19:00上映
東京ボランティアセンター会議室
(JR飯田橋駅駅ビルラムラ10階 ※2階に書店のあるビルです)
http://www.tvac.or.jp
※入場無料 よろしければカンパにご協力ください。
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12/20の記事で紹介した「在日特権を許さない市民の会」の発足総会が来年開かれます。在日特権に関心のある方はぜひ参加してください。
2007年01月20日(土) 14:00〜
会場:東京都江戸川区 東部フレンドホール
西村幸祐氏の講演などもあります。
参加方法等については、「在日特権を許さない市民の会」でご確認ください。
2007年01月20日(土) 14:00〜
会場:東京都江戸川区 東部フレンドホール
西村幸祐氏の講演などもあります。
参加方法等については、「在日特権を許さない市民の会」でご確認ください。
奈良の金ぴか職員といい、京都のある部署の職員連中といい、公僕の信頼が地に堕ちる昨今ですが、腐敗の伝統は何十年も前からあったみたいです。その原因を限定はしませんが、ある構図が見えてくるような気がします。
-学生時代のゼミ講習-
奈良や京都で、縁故採用された公務員が目に余る不祥事を繰り返していたという報道にあきれた方も多いと思います。自分も「そういえば」という話を思い出しましたので、ご紹介させていただきます。
自分の学生時代といえば、総連ばりばりの思想に染まっていて、いっぱしの活動青年を気取っていたようなところもありましたが、プロ市民のようにそれさえすればいいという「おめでたい身分」ではありません。法学部に在籍する一学生であることには変わりなく、単位を落とすと「留年」という事態が容赦なく訪れてきます。特に自分は、短期大学部から編入したため、取得しなければならない単位は400弱もありました。にも関わらず、3年次のテストの結果は厳しいものとなり(採点も甘くなかった)、不覚にも不可をいっぱいいただき、4年次に持ち越した単位はなんと380くらいにもなってしまったのです(いいわけはしませn。すべて自己責任です)。
そういうわけで、同級生達が最後の学生生活を満喫している中、あるいは就職活動に全力投球している中、自分は毎日大学に行かなければなりませんでした。
さて4年では、ゼミが必修です。いろんな分野のゼミがありましたが、法学部の教授は全員厳しくて、学生に膨大な論文を提出させているようでした。不足単位てんこもりの状況で、そのような追い打ちをかけられると、翌年の卒業が不可能なのは火を見るより明らかだったので、さてどうしたものかいろいろ考えました。
数あるゼミの中に、3年次に英書購読でお世話になった教授が受け持つ「地方公務員法」がありました。本来、自分には縁もゆかりもない法ですが、その教授に面識があり、その温厚な人柄も知っていたので、事情を話せば分かってもらえると思い、相談しました。すると、教授は「私のゼミは、公務員になりたい人のためのゼミです。論文提出もありませんし、単位取得を厳しくするつもりもありません」と答えてくれました。ただ留年したくないという、いささか不純な動機ではありましたが、教授に履修を希望し、ゼミ生になりました。
ことの是非はともかく、その教授は本当にいい方でした。卒業成績は優でした。自分の個人的な都
合(総連の集会等)で出席しなかったこともあったのですが、そういうことは、一切気にせず、高成績をつけてくださったことには感謝感激です。
さて、このゼミでそれなりに楽しく学んでいた時期、信じられない事実を知ることがありました。以前お話ししたように、自分は大阪の同和地区に住んでいました。当時、その地区には地方公務員が多数おり、そのほとんどが、解放同盟の強い推薦で採用されていました。自分の知っている高校中退の地区出身者が、大阪府下の中核都市の職員になっていたのです。同じ地区出身の知人に確認したところ、それは事実でした。そして、付け加えて説明されたことに腹を抱えて笑ってしまいました。
話によると、なんでもその職員は、職場では「足し算引き算もろくにできない、漢字もほとんど読めないのに、よく公務員になったやつ」として有名だったそうです。また別の市に採用された者は、職務怠慢で喧嘩っ早く、職場の同僚にも相当な迷惑をかけているとのことでした。こちらは中退こそしていませんが、大阪府下では違う意味で有名な私立高校の卒業生で、「正規ルート」では間違っても公務員になどなれるはずもない者です。それが、市役所の窓口業務をしたのですから、他の一般公務員試験でがむしゃらに勉強し、やっとの思いで採用された者は、どうにも納得できなかったことでしょう。
せっかくなので、彼らについて、レポートをまとめ、ゼミで発表したところ、教授は激高し、その顔色はみるみる変わりました。しかし、自分の住んでいる地区が「同和地区」であることを説明すると、憤慨しながらも「歴史的に差別され、さげすまされた人々だから、現在の行政で少しでも優遇できることがあればそうしないわけにはいかないのかなあ……」と力なくいいました。
どんな境遇の人間であろうとなかろうと勉強し試験に合格すれば公務員になれます。また、解放同盟の強い推薦で、公務員試験に合格し、公務員になることもできます。問題は多々ありますが、利用できる制度や慣習を利用して、公務員になりたいという者が、公務員の職につくとは、それはそれでかまわないと思います。
ただ、ひとこと上記のようなあほんだらにいいたいことは、「一般的な学力、教養も殆どなく、協調性もないやつは、自ら公務員を辞職してもらいたい」。ただそれだけです。
-学生時代のゼミ講習-
奈良や京都で、縁故採用された公務員が目に余る不祥事を繰り返していたという報道にあきれた方も多いと思います。自分も「そういえば」という話を思い出しましたので、ご紹介させていただきます。
自分の学生時代といえば、総連ばりばりの思想に染まっていて、いっぱしの活動青年を気取っていたようなところもありましたが、プロ市民のようにそれさえすればいいという「おめでたい身分」ではありません。法学部に在籍する一学生であることには変わりなく、単位を落とすと「留年」という事態が容赦なく訪れてきます。特に自分は、短期大学部から編入したため、取得しなければならない単位は400弱もありました。にも関わらず、3年次のテストの結果は厳しいものとなり(採点も甘くなかった)、不覚にも不可をいっぱいいただき、4年次に持ち越した単位はなんと380くらいにもなってしまったのです(いいわけはしませn。すべて自己責任です)。
そういうわけで、同級生達が最後の学生生活を満喫している中、あるいは就職活動に全力投球している中、自分は毎日大学に行かなければなりませんでした。
さて4年では、ゼミが必修です。いろんな分野のゼミがありましたが、法学部の教授は全員厳しくて、学生に膨大な論文を提出させているようでした。不足単位てんこもりの状況で、そのような追い打ちをかけられると、翌年の卒業が不可能なのは火を見るより明らかだったので、さてどうしたものかいろいろ考えました。
数あるゼミの中に、3年次に英書購読でお世話になった教授が受け持つ「地方公務員法」がありました。本来、自分には縁もゆかりもない法ですが、その教授に面識があり、その温厚な人柄も知っていたので、事情を話せば分かってもらえると思い、相談しました。すると、教授は「私のゼミは、公務員になりたい人のためのゼミです。論文提出もありませんし、単位取得を厳しくするつもりもありません」と答えてくれました。ただ留年したくないという、いささか不純な動機ではありましたが、教授に履修を希望し、ゼミ生になりました。
ことの是非はともかく、その教授は本当にいい方でした。卒業成績は優でした。自分の個人的な都
合(総連の集会等)で出席しなかったこともあったのですが、そういうことは、一切気にせず、高成績をつけてくださったことには感謝感激です。
さて、このゼミでそれなりに楽しく学んでいた時期、信じられない事実を知ることがありました。以前お話ししたように、自分は大阪の同和地区に住んでいました。当時、その地区には地方公務員が多数おり、そのほとんどが、解放同盟の強い推薦で採用されていました。自分の知っている高校中退の地区出身者が、大阪府下の中核都市の職員になっていたのです。同じ地区出身の知人に確認したところ、それは事実でした。そして、付け加えて説明されたことに腹を抱えて笑ってしまいました。
話によると、なんでもその職員は、職場では「足し算引き算もろくにできない、漢字もほとんど読めないのに、よく公務員になったやつ」として有名だったそうです。また別の市に採用された者は、職務怠慢で喧嘩っ早く、職場の同僚にも相当な迷惑をかけているとのことでした。こちらは中退こそしていませんが、大阪府下では違う意味で有名な私立高校の卒業生で、「正規ルート」では間違っても公務員になどなれるはずもない者です。それが、市役所の窓口業務をしたのですから、他の一般公務員試験でがむしゃらに勉強し、やっとの思いで採用された者は、どうにも納得できなかったことでしょう。
せっかくなので、彼らについて、レポートをまとめ、ゼミで発表したところ、教授は激高し、その顔色はみるみる変わりました。しかし、自分の住んでいる地区が「同和地区」であることを説明すると、憤慨しながらも「歴史的に差別され、さげすまされた人々だから、現在の行政で少しでも優遇できることがあればそうしないわけにはいかないのかなあ……」と力なくいいました。
どんな境遇の人間であろうとなかろうと勉強し試験に合格すれば公務員になれます。また、解放同盟の強い推薦で、公務員試験に合格し、公務員になることもできます。問題は多々ありますが、利用できる制度や慣習を利用して、公務員になりたいという者が、公務員の職につくとは、それはそれでかまわないと思います。
ただ、ひとこと上記のようなあほんだらにいいたいことは、「一般的な学力、教養も殆どなく、協調性もないやつは、自ら公務員を辞職してもらいたい」。ただそれだけです。
まず申し上げます。この映画は在日を食い物にする在日組織という構図をテーマのひとつに掲げていますが、これは決して在日に新たな被害者の口実を与えるということではありません。
では、その意図するところとは? すなわち「敵は本能寺にあり」です。反日煽動に乗せられている在日も何も知らずのほほんと過ごしている在日も、まず自分に害をなす相手が在日組織であり、その先には北の独裁国家、南の棄民国家があるということを認識してほしいのです。在日である監督がこの映画の製作に踏み切ったのもそこに理由があります。
総聯も民團も在日を守ってきたか? ということを今一度よく考えほしい。外国でそういう活動がふさわしいかどうかはひとまず置いておいて、いったいどれほどの恩恵を受けていますか? 60万人もの同胞が存在しながら、年金ひとつ整備してくれなかったのが実情ではないでしょうか。
祖国のために在日の懐はあてにしても、何の恩恵も与えず、あまつさえ自分たちが住む日本の社会と日本人に敵対するようなことを、小さな子どもにさえ刷り込むような組織とそろそろ縁を切る時期にきているのではありませんか。
総聯や民團の主張になんの根拠もないことはいまさら申し上げることでないので、ここでは割愛しますが、彼らの主張の先にあるのは在日を食い物にすることです。日本人より在日を優遇させようとするのも結局は在日から搾り取るものを増やす手段に過ぎないのです。
まずこのことに気づき、在日自らが自分たちを見下し、食い物にするだけの半島国家とその代理人である組織と手を切ってほしい。ほとんどの在日はこれからも日本で暮らすのです。その日本に敵対するようなことを吹き込む総聯や民團は自分の家に放火しろとそそのかすような連中であることを理解してください。
そのためにも特別永住資格という双方に不幸な制度は即刻廃止し、在日が普通の日本人か普通の外国人になることを選択すべきでしょう。少なくとも次世代の子どもたちには特別永住資格を継承させず、いずれかの選択で普通の日本人か普通の外国人になれるようにするのが現役世代としての責任と思います。
今、最後の共生のタイミングです。あえてチャンスとは申しません。応急避難的な制度はいずれ解除しなくてはなりません。ただ在日問題はあまりにも時間を置き過ぎた。だから最後のチャンスではなく、タイミングなのです。
そういうわけで、私米田は、在日の特権構造の解体こそ急務と考え、桜井誠氏の「在日特権を許さない市民の会」に参加することにしました。ACT FACTORY TOPIXとしても協賛、提携させていただき、また監督も在日の立場から、在日への周知啓蒙に協力させていただきます。
これは短絡的なレイシスト行動ではありません。日本と日本人のための行動であり、ひいては在日にとっても将来の禍根を断ち切るための不可欠なアクションです。
では、その意図するところとは? すなわち「敵は本能寺にあり」です。反日煽動に乗せられている在日も何も知らずのほほんと過ごしている在日も、まず自分に害をなす相手が在日組織であり、その先には北の独裁国家、南の棄民国家があるということを認識してほしいのです。在日である監督がこの映画の製作に踏み切ったのもそこに理由があります。
総聯も民團も在日を守ってきたか? ということを今一度よく考えほしい。外国でそういう活動がふさわしいかどうかはひとまず置いておいて、いったいどれほどの恩恵を受けていますか? 60万人もの同胞が存在しながら、年金ひとつ整備してくれなかったのが実情ではないでしょうか。
祖国のために在日の懐はあてにしても、何の恩恵も与えず、あまつさえ自分たちが住む日本の社会と日本人に敵対するようなことを、小さな子どもにさえ刷り込むような組織とそろそろ縁を切る時期にきているのではありませんか。
総聯や民團の主張になんの根拠もないことはいまさら申し上げることでないので、ここでは割愛しますが、彼らの主張の先にあるのは在日を食い物にすることです。日本人より在日を優遇させようとするのも結局は在日から搾り取るものを増やす手段に過ぎないのです。
まずこのことに気づき、在日自らが自分たちを見下し、食い物にするだけの半島国家とその代理人である組織と手を切ってほしい。ほとんどの在日はこれからも日本で暮らすのです。その日本に敵対するようなことを吹き込む総聯や民團は自分の家に放火しろとそそのかすような連中であることを理解してください。
そのためにも特別永住資格という双方に不幸な制度は即刻廃止し、在日が普通の日本人か普通の外国人になることを選択すべきでしょう。少なくとも次世代の子どもたちには特別永住資格を継承させず、いずれかの選択で普通の日本人か普通の外国人になれるようにするのが現役世代としての責任と思います。
今、最後の共生のタイミングです。あえてチャンスとは申しません。応急避難的な制度はいずれ解除しなくてはなりません。ただ在日問題はあまりにも時間を置き過ぎた。だから最後のチャンスではなく、タイミングなのです。
そういうわけで、私米田は、在日の特権構造の解体こそ急務と考え、桜井誠氏の「在日特権を許さない市民の会」に参加することにしました。ACT FACTORY TOPIXとしても協賛、提携させていただき、また監督も在日の立場から、在日への周知啓蒙に協力させていただきます。
これは短絡的なレイシスト行動ではありません。日本と日本人のための行動であり、ひいては在日にとっても将来の禍根を断ち切るための不可欠なアクションです。
人権擁護法案に関わった方には有名なKN氏を
昨年3時間に渡ってインタビューしました。
そのインタビューを40分に編集した映像を本日上映します。
私米田も人権擁護法案には大反対で、
反対運動のお手伝いもしてきました。
渋谷の拉致被害者救出を目指す日米連帯同時集会の
あとにでもよろしければのぞいてみてください。
http://kantennahito.blog.shinobi.jp/Entry/59/
日時
12/16(土) 高田馬場ババチョップシアター
※上映時間はシアター公式サイトでご確認ください。
http://www.babachop.com/
人権擁護法案、鳥取県人権侵害救済条例反対運動で
奮闘したKN氏に米田隆司(ACT FACTORY TOPIX事務局代表)が
3時間に渡って単独インタビューを行い、
その内容を40分に凝縮した人権擁護法案関連ではおそらく最長の映像作品。
3月の法務部会の攻防から、国民覚醒のひとつの
ターニングポイントとなった4月4日の日比谷集会。
そしてその後ゾンビのごとく息を吹き返し続けてきた
法案からこの国と国民を守ろうと闘った志ある政治家と
彼らを支え、自らも立ち上がった名も無き有志たちとの絆
今回の反対運動の特徴は、いままで政治や社会の運動に
まったく無縁であった市井の人々が、自ら声を出し、
行動した点にあり、その点は太い線となり、広い面となって
21世紀の日本に広がっていった。
KN氏も2005年までは普通の人であった。
そして主な運動の舞台となったのは、既存のメディアでなく、
インターネットであった。
しかし運動が進む中、インターネットを通じて
集まった人々は、ネット飛び出し、街頭に立ったのである。
気がつけば、法案反対運動の最前線に立つ一人となっていた
KN氏に、なぜこの運動に参加したのか、
そこから通して見えてくる民主主義と人権の本質、
そして有権者は政治家に何を求めることができ、
政治家は有権者に何ができるのか。
KN氏個人の出来事、思いも含め存分に語っていただいた。
昨年3時間に渡ってインタビューしました。
そのインタビューを40分に編集した映像を本日上映します。
私米田も人権擁護法案には大反対で、
反対運動のお手伝いもしてきました。
渋谷の拉致被害者救出を目指す日米連帯同時集会の
あとにでもよろしければのぞいてみてください。
http://kantennahito.blog.shinobi.jp/Entry/59/
日時
12/16(土) 高田馬場ババチョップシアター
※上映時間はシアター公式サイトでご確認ください。
http://www.babachop.com/
人権擁護法案、鳥取県人権侵害救済条例反対運動で
奮闘したKN氏に米田隆司(ACT FACTORY TOPIX事務局代表)が
3時間に渡って単独インタビューを行い、
その内容を40分に凝縮した人権擁護法案関連ではおそらく最長の映像作品。
3月の法務部会の攻防から、国民覚醒のひとつの
ターニングポイントとなった4月4日の日比谷集会。
そしてその後ゾンビのごとく息を吹き返し続けてきた
法案からこの国と国民を守ろうと闘った志ある政治家と
彼らを支え、自らも立ち上がった名も無き有志たちとの絆
今回の反対運動の特徴は、いままで政治や社会の運動に
まったく無縁であった市井の人々が、自ら声を出し、
行動した点にあり、その点は太い線となり、広い面となって
21世紀の日本に広がっていった。
KN氏も2005年までは普通の人であった。
そして主な運動の舞台となったのは、既存のメディアでなく、
インターネットであった。
しかし運動が進む中、インターネットを通じて
集まった人々は、ネット飛び出し、街頭に立ったのである。
気がつけば、法案反対運動の最前線に立つ一人となっていた
KN氏に、なぜこの運動に参加したのか、
そこから通して見えてくる民主主義と人権の本質、
そして有権者は政治家に何を求めることができ、
政治家は有権者に何ができるのか。
KN氏個人の出来事、思いも含め存分に語っていただいた。
先日、監督が「めぐみ−引き裂かれた家族の30年」の映画にいってきました。
そのときのリポートと感想です。
いささか、乱暴で汚い言葉ですが、
今回のコメントの最後のところに関係するフレーズを……
お前はかかしにもなれない奴だなぁ、バカ野郎!
てめえの親分のタマとられて、誰が外人のヒットマン雇って仇とらす?
そんなバカ、いるわけないだろう!
取りあえず謳っておきます。ではここで一旦このフレーズ、しまっておきますね。
皆さんも頭のどこかに控えておいて、以下本文をお読みください。
(今回はなんか回りくどくてすいません)
2006年11月25日(土)、管理人の米田が紹介した映画「めぐみ−引き裂かれた家族の30年」を12時の回を渋谷シネマGAGAで観てきました。上映前には横田滋・早紀江さん夫妻、増元照明さんの簡単な舞台挨拶があり、上映が始まりました。30年間の拉致被害者を救うための運動の要となった出来事を表現し、それをひとつひとつ裏付けるかのように元北朝鮮特殊工作員安明進氏のコメントをカットバックするという構成の作品でした。
あまりくわしくは評論できませんが、横田さん御夫妻、増元照明さん、本当に日本のただ一民間人が身内を救うために身の回りの人間の説得から始まり、国を動かし、拉致被害者の方々を救うために小泉純一郎総理大臣(当時)を訪朝させた行動力は、決して奇跡やミラクルで片づけられるような偶然の幸運ではないと思いました。北朝鮮の理不尽な行為に対する怒り、家族の絆は誰の手を持っても永久に断ち切ることなど出来はしないと確信する執念、そして何より命に代えても我が子を守るという覚悟が、彼らをここまで行動させたと思います。きれいごとなど一切入る余地なしです。
2006年の今になってようやき、拉致被害者を救う動きが本格的に始まってはいますが、運動を始めた当初は散々だったと聞いています。言葉だけきれいごとを並べ、何も行動しない、協力さえしない、そして何より我関せずの無関心の人間の方が、圧倒的に多かった状況で、ものすごいことを成し遂げたと思います。そのことは、映画を通じてしっかりと伝わってきました。自分の主観的な意見になりますが、横田夫妻の原動力は、彼らが『尊き命』を誰よりも重んじる人間であるからこそだということを感じずにはおれませんでした。
一方、安明進氏は特殊工作員時代の自分は、「人は少しの手間で殺せるし、ビルだってすぐに爆破できる」と豪語するような人間だったと告白。そんな教育を北朝鮮から受けた事を恥じ、国の体制を激昂した口調で罵っていました。人の命などうすっぺらなものだから、命令を受けたらすぐに殺してしまえと教育された恨みであろうと思いました。そんな教育を受けた人間であっても、何かのきっかけで自分もまた温かい血が流れている人間であることに気づき、尊くもはかないという命の重さを知ることになり、それが職務を否定し、北から追われる身を選択したのかもしれません。そして、「これから北朝鮮から追われる身なりますが、どうしますか?」という問いに対しては、一言「運命です」と答えました。その言葉の奥には刺し違えても追っ手は蹴散らしてやるぞという強い意思を感じました。明進氏も、金正日対しては、恨(ハン)以外に持つべき言葉がないのでしょう。
上映が終わると拍手が鳴り響き、涙ぐむ人もたくさんいました。画期的な試みですばらしい上映でした。
しかし、このことだけは、シビアにいわせていただきます。この作品はどこの国の人間が制作したのでしょうか? 映画のチラシには「監督:クリス、シェルダン&パティキム アメリカ映画」と記載されています。
本来は日本の映画界から、自主、商業を問わず、映画監督が名乗りを上げ、競って拉致に対する怒りを訴える作品を制作しなければならないのではないでしょうか。監督に限らず、日本の映画界の方々は本当にお気楽でいいですね。愛だ、人情だ、勇気だというからには、この非情で切実なテーマにほんの少しでも挑もうとする気概をどうして見せてくれないのでしょうか? さて、ここで冒頭のフレーズを思い出してください。2つのフレーズはこの部分にかかります。映画の内容には一切関係ありません。くれぐれもご注意ください。
そのときのリポートと感想です。
いささか、乱暴で汚い言葉ですが、
今回のコメントの最後のところに関係するフレーズを……
お前はかかしにもなれない奴だなぁ、バカ野郎!
てめえの親分のタマとられて、誰が外人のヒットマン雇って仇とらす?
そんなバカ、いるわけないだろう!
取りあえず謳っておきます。ではここで一旦このフレーズ、しまっておきますね。
皆さんも頭のどこかに控えておいて、以下本文をお読みください。
(今回はなんか回りくどくてすいません)
2006年11月25日(土)、管理人の米田が紹介した映画「めぐみ−引き裂かれた家族の30年」を12時の回を渋谷シネマGAGAで観てきました。上映前には横田滋・早紀江さん夫妻、増元照明さんの簡単な舞台挨拶があり、上映が始まりました。30年間の拉致被害者を救うための運動の要となった出来事を表現し、それをひとつひとつ裏付けるかのように元北朝鮮特殊工作員安明進氏のコメントをカットバックするという構成の作品でした。
あまりくわしくは評論できませんが、横田さん御夫妻、増元照明さん、本当に日本のただ一民間人が身内を救うために身の回りの人間の説得から始まり、国を動かし、拉致被害者の方々を救うために小泉純一郎総理大臣(当時)を訪朝させた行動力は、決して奇跡やミラクルで片づけられるような偶然の幸運ではないと思いました。北朝鮮の理不尽な行為に対する怒り、家族の絆は誰の手を持っても永久に断ち切ることなど出来はしないと確信する執念、そして何より命に代えても我が子を守るという覚悟が、彼らをここまで行動させたと思います。きれいごとなど一切入る余地なしです。
2006年の今になってようやき、拉致被害者を救う動きが本格的に始まってはいますが、運動を始めた当初は散々だったと聞いています。言葉だけきれいごとを並べ、何も行動しない、協力さえしない、そして何より我関せずの無関心の人間の方が、圧倒的に多かった状況で、ものすごいことを成し遂げたと思います。そのことは、映画を通じてしっかりと伝わってきました。自分の主観的な意見になりますが、横田夫妻の原動力は、彼らが『尊き命』を誰よりも重んじる人間であるからこそだということを感じずにはおれませんでした。
一方、安明進氏は特殊工作員時代の自分は、「人は少しの手間で殺せるし、ビルだってすぐに爆破できる」と豪語するような人間だったと告白。そんな教育を北朝鮮から受けた事を恥じ、国の体制を激昂した口調で罵っていました。人の命などうすっぺらなものだから、命令を受けたらすぐに殺してしまえと教育された恨みであろうと思いました。そんな教育を受けた人間であっても、何かのきっかけで自分もまた温かい血が流れている人間であることに気づき、尊くもはかないという命の重さを知ることになり、それが職務を否定し、北から追われる身を選択したのかもしれません。そして、「これから北朝鮮から追われる身なりますが、どうしますか?」という問いに対しては、一言「運命です」と答えました。その言葉の奥には刺し違えても追っ手は蹴散らしてやるぞという強い意思を感じました。明進氏も、金正日対しては、恨(ハン)以外に持つべき言葉がないのでしょう。
上映が終わると拍手が鳴り響き、涙ぐむ人もたくさんいました。画期的な試みですばらしい上映でした。
しかし、このことだけは、シビアにいわせていただきます。この作品はどこの国の人間が制作したのでしょうか? 映画のチラシには「監督:クリス、シェルダン&パティキム アメリカ映画」と記載されています。
本来は日本の映画界から、自主、商業を問わず、映画監督が名乗りを上げ、競って拉致に対する怒りを訴える作品を制作しなければならないのではないでしょうか。監督に限らず、日本の映画界の方々は本当にお気楽でいいですね。愛だ、人情だ、勇気だというからには、この非情で切実なテーマにほんの少しでも挑もうとする気概をどうして見せてくれないのでしょうか? さて、ここで冒頭のフレーズを思い出してください。2つのフレーズはこの部分にかかります。映画の内容には一切関係ありません。くれぐれもご注意ください。
拉致被害者救出を目指す日米連帯同時集会が開催されます。
当ブログでも告知させていただきます。
「拉致被害者救出を目指す日米連帯同時集会」渋谷
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ワシントンDCらち連絡会」からの呼びかけに呼応し、「大阪ブルーリボンの会」や各地域での街頭活動と連帯して、「さくら草奔会」と、「蒼き星々」は、12.16東京ブルーリボンの会としてこの集会を企画・推進します。
活動は、渋谷ハチ公前付近で、ワシントンと同時刻街頭行動を行います。
**************************************************
日 時:12月16日(土)午前10時より12時
場 所:渋谷ハチ公前付近
発起人: 北朝鮮に拉致された日本人を奪還する地方議員の会
代 表:土屋たかゆき
連帯団体:ワシントンDCらち連絡会、大阪ブルーリボンの会
横田夫妻をはじめ拉致被害者家族を支援する群馬ボランティアの会
しおさいの会、特定失踪者問題調査会、拉致問題を考える川口の会 他多数
企 画:12.16東京ブルーリボンの会(さくら草莽会、蒼き星々)
活 動 内 容
◆ ブルーリボン配布
◆ チラシ配布(12.16東京ブルーリボンの会から/救う会/特定失踪者問題調査会/人権擁護局などのチラシを予定)
◆ 特定失踪者を含む全ての被害者奪還と北朝鮮人権侵害問題を訴える
◆ 川口の会の協力を得て、特定失踪者のパネルの掲示
◆ 拉致被害者パネルの掲示
**************************************************
参加ボランティアを募集します。
当日参加できる方は、kagayaki@mail7.ph
集合は午前9:30 ハチ公前です。
詳細はメールにてお知らせします。
人権週間には多くの企画がありますが、最終日、一般市民の活動で、更に拉致問題への理解を深め、北朝鮮の人権問題を世論に訴える活動に積極的に参加してくださいますようお願いします。
尚、当日連帯して行動するグループに関しては、
http://www.asanocpa.com/rachi/1216Rally.htmlワシントンDCらち連絡会のホームページに掲載されています。
サイト、ブロク管理者のみなさまへ
この活動にご理解を頂き、告知に御協力いただけるサイトを募集します。
渋谷を含め、各地の街頭集会、街頭行動を告知してください。
特定失踪者を含む拉致被害者全員の奪還に結びつけましょう。
北朝鮮の人権問題を訴え金正日政権の非道を訴えかけましょう。
リボン制作者募集
配付ブルーリボンは掲示板他の呼びかけに応じてくださった方が作成してくださっています。
リボン作成に参加してくださる方も継続して募集しています。10個でも20個でも結構です。
貴方の作成したブルーリボンが、渋谷の人々に拉致被害者奪還を訴えかけます。
当ブログでも告知させていただきます。
「拉致被害者救出を目指す日米連帯同時集会」渋谷
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ワシントンDCらち連絡会」からの呼びかけに呼応し、「大阪ブルーリボンの会」や各地域での街頭活動と連帯して、「さくら草奔会」と、「蒼き星々」は、12.16東京ブルーリボンの会としてこの集会を企画・推進します。
活動は、渋谷ハチ公前付近で、ワシントンと同時刻街頭行動を行います。
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日 時:12月16日(土)午前10時より12時
場 所:渋谷ハチ公前付近
発起人: 北朝鮮に拉致された日本人を奪還する地方議員の会
代 表:土屋たかゆき
連帯団体:ワシントンDCらち連絡会、大阪ブルーリボンの会
横田夫妻をはじめ拉致被害者家族を支援する群馬ボランティアの会
しおさいの会、特定失踪者問題調査会、拉致問題を考える川口の会 他多数
企 画:12.16東京ブルーリボンの会(さくら草莽会、蒼き星々)
活 動 内 容
◆ ブルーリボン配布
◆ チラシ配布(12.16東京ブルーリボンの会から/救う会/特定失踪者問題調査会/人権擁護局などのチラシを予定)
◆ 特定失踪者を含む全ての被害者奪還と北朝鮮人権侵害問題を訴える
◆ 川口の会の協力を得て、特定失踪者のパネルの掲示
◆ 拉致被害者パネルの掲示
**************************************************
参加ボランティアを募集します。
当日参加できる方は、kagayaki@mail7.ph
集合は午前9:30 ハチ公前です。
詳細はメールにてお知らせします。
人権週間には多くの企画がありますが、最終日、一般市民の活動で、更に拉致問題への理解を深め、北朝鮮の人権問題を世論に訴える活動に積極的に参加してくださいますようお願いします。
尚、当日連帯して行動するグループに関しては、
http://www.asanocpa.com/rachi/1216Rally.htmlワシントンDCらち連絡会のホームページに掲載されています。
サイト、ブロク管理者のみなさまへ
この活動にご理解を頂き、告知に御協力いただけるサイトを募集します。
渋谷を含め、各地の街頭集会、街頭行動を告知してください。
特定失踪者を含む拉致被害者全員の奪還に結びつけましょう。
北朝鮮の人権問題を訴え金正日政権の非道を訴えかけましょう。
リボン制作者募集
配付ブルーリボンは掲示板他の呼びかけに応じてくださった方が作成してくださっています。
リボン作成に参加してくださる方も継続して募集しています。10個でも20個でも結構です。
貴方の作成したブルーリボンが、渋谷の人々に拉致被害者奪還を訴えかけます。
監督・米田とも横田めぐみさんと同世代です。
自分たちが中学生のころ、横田めぐみさんは
北朝鮮に連れていかれました。
そして、30年近く連れていかれたままです。
その引き裂かれた家族の苦悩と絆を描いた
映画が現在公開中です。ぜひご覧ください。
めぐみ−引き裂かれた家族の30年公式サイト
http://megumi.gyao.jp/
話し合いによる解決や人道的な支援と、
耳障りのいいことを並べる人もいるようですが、
話し合いや支援の対象が
こういう国であることをまず考えましょう。
自分たちが中学生のころ、横田めぐみさんは
北朝鮮に連れていかれました。
そして、30年近く連れていかれたままです。
その引き裂かれた家族の苦悩と絆を描いた
映画が現在公開中です。ぜひご覧ください。
めぐみ−引き裂かれた家族の30年公式サイト
http://megumi.gyao.jp/
話し合いによる解決や人道的な支援と、
耳障りのいいことを並べる人もいるようですが、
話し合いや支援の対象が
こういう国であることをまず考えましょう。
監督の話にも出てきた「血と骨」は
在日社会の素顔を赤裸々に淡々と描いているところも
すごいところだと思います。
むしろそこを描くことで在日が特別な人々ではなく、
普通の人々であることがわかる。
在日まんせーの「パッ●ギ」とはその辺が根本的に違う
感じがします。
あれでは、どこか遠い国の人々に見えてしまう。
主人公の野心や物欲、暴力も自分たちの歩んできた
足跡のひとつを表すものとして描けており、
そこに余分な判断や批判を加えることなくそのように
見ることができるのは、原作者、監督ともに
当事者である故かとも思います。
第三者が描こうとすると、いい意味でも悪い意味でも
フィルターがかかってしまい、ああも淡々とした
流れにはならないでしょう。
冒頭、主人公が済州島から移民船で内地に入るところから
始まり、大阪を目にした乗客たちが歓呼するシーン、
日本人顔負けの戦時中の戦意むき出しのシーン、
戦後民族学校として乗っ取ってしまった公立学校で
人民裁判をやるシーン、長屋を不法改造するシーン、
共産党とつるんで火炎瓶闘争をするシーンなど、
いままでマスコミが伝えなかった、伝えたくなかった
出来事が盛りだくさんです。
圧巻は帰国事業事業で、大阪駅で新潟に向かう列車に
乗った帰国者達を金日成を讃える歌で盛大に送り出すシーン。
「向こうについたら手紙出すわ」とお別れの台詞があり、
それに「手紙はこなかった」というナレーションが
続くところなど切なくてたまりません。
ついでにいうと、主人公の娘が、好意を寄せる
青年の気を引こうとして差し出したのが、
「密造酒のマッコリ」。
最後、トラックやら製版機やらトラック・乗用車やら
大量の時計、衣類、靴、そして現金などを献上しながら、
粗末なバラックで凍えながら、歓呼の声に包まれて大阪に
上陸した日を思い出しながら絶命するシーンには
もはや言葉もありません。
たけしの演技に圧巻されるだけでなく、こうしたディテールに
身震いのする超一級の映画と思います。
マスコミはあまりこうした部分を評価しようとしませんけど。
その前に触れようとさえしないですね。
在日社会の素顔を赤裸々に淡々と描いているところも
すごいところだと思います。
むしろそこを描くことで在日が特別な人々ではなく、
普通の人々であることがわかる。
在日まんせーの「パッ●ギ」とはその辺が根本的に違う
感じがします。
あれでは、どこか遠い国の人々に見えてしまう。
主人公の野心や物欲、暴力も自分たちの歩んできた
足跡のひとつを表すものとして描けており、
そこに余分な判断や批判を加えることなくそのように
見ることができるのは、原作者、監督ともに
当事者である故かとも思います。
第三者が描こうとすると、いい意味でも悪い意味でも
フィルターがかかってしまい、ああも淡々とした
流れにはならないでしょう。
冒頭、主人公が済州島から移民船で内地に入るところから
始まり、大阪を目にした乗客たちが歓呼するシーン、
日本人顔負けの戦時中の戦意むき出しのシーン、
戦後民族学校として乗っ取ってしまった公立学校で
人民裁判をやるシーン、長屋を不法改造するシーン、
共産党とつるんで火炎瓶闘争をするシーンなど、
いままでマスコミが伝えなかった、伝えたくなかった
出来事が盛りだくさんです。
圧巻は帰国事業事業で、大阪駅で新潟に向かう列車に
乗った帰国者達を金日成を讃える歌で盛大に送り出すシーン。
「向こうについたら手紙出すわ」とお別れの台詞があり、
それに「手紙はこなかった」というナレーションが
続くところなど切なくてたまりません。
ついでにいうと、主人公の娘が、好意を寄せる
青年の気を引こうとして差し出したのが、
「密造酒のマッコリ」。
最後、トラックやら製版機やらトラック・乗用車やら
大量の時計、衣類、靴、そして現金などを献上しながら、
粗末なバラックで凍えながら、歓呼の声に包まれて大阪に
上陸した日を思い出しながら絶命するシーンには
もはや言葉もありません。
たけしの演技に圧巻されるだけでなく、こうしたディテールに
身震いのする超一級の映画と思います。
マスコミはあまりこうした部分を評価しようとしませんけど。
その前に触れようとさえしないですね。
拉致事件の集会に参加して その2
遅まきながら、藤沢の集会の第2弾です。最近になってようやく日本人としての至極まっとうな主張ができる空気が醸成され、周知される機会が増えることで、人々の関心も高くなっています。ごく普通の人々が問題意識を持ってこうした集会に参加するのが、日常風景になっていることに喜ばしく思うとともに、この動きをもっと加速させなければと思います。
しかしながら、いまだ日本人が冷静に物事を見、考えることに不満というか不安な人々が多いのも確かで、最近の教育基本法改正や核武装論議をめぐる珍騒動にもそれが見て取れます。日本人が日本人であることを自覚し、自分たちの置かれた状況と取るべき選択を考えると都合が悪いというのは、自分たちがどこを意識し、あるいはどことつながっているかを露呈していて、ある意味いましか観察できない貴重な現象かもしれません。
さて、話は10月8日の集会に戻ります。藤沢の会場には、監督が先に到着。自分は、急用があったため遅れて到着しました。受付で「かん天な人」のことを軽くお話しすると、「すばらしい試みです」と即お返事が返ってきて、この映画を撮ってよかったとあらためて実感。また、人権擁護法案の話にも「こんな法律ができたら、拉致被害者救援活動が潰されるのは目に見えている。私たちも断固反対なので、今後ともぜひがんばってほしい」と激励されました。昨年は拉致被害者救援活動をされている方でもこの法案をしらない人がいたことを考えると、依然厳しい状況が続いてはいるが、着実にこの国を浄化しようとする人々の意識が広がっていることも確かであると思いました。同時にこうした活動になんらかの形で関わってきた人々のご苦労もよくわかります。自分自身、昨年人権擁護法案反対の周知活動で、しかと実感いたしました。
と、そこへ主催者のお一人がやってきて、名刺交換となったわけですが、人権擁護法案反対運動参加者が、北朝鮮人権法の脱北者受け入れに対する反対デモにも参加したことに対するご意見をいただきました。納得できる部分もあれば、できない部分もあり、またお互い誤解している部分もあることもわかり、その意味でも来て良かったと思いました。自分としては、脱北者は、韓国政府にまず保護責任があり、日本だけでない、周辺諸国全体で考えるべき問題です。ここを明確にし、またそれでも日本に受け入れるケースについては、条件や人数も明確し、厳格に運用すべきと考えています。そこを決めないで、ただ受け入れに努力することだけを決めるのは、無制限流入による大混乱を招きかねません。反対に受け入れに努力だけするという結果も予測できるわけで、北朝鮮で何が起きようと傍観するだけという失態も招きかねません。それらを含め、法案成立直後にデモが行われたことは両方の側面からそれなりの意義はあったのではないかと思います。保守の意見分裂という方もいるかもしれませんが、保守も多様化してきた証と自分は思います。
もちろん北朝鮮人権法そのものには賛成です。脱北者受け入れに反対した人権擁護法案反対の活動に参加していた方々も、聞いた範囲では概ねそのようにいっていました。北朝鮮の人権状況は国際社会として看過できない状況にあり、人権蹂躙の現政権に対し、積極的な制裁の実施と一切の支援の停止を行わないことは各国の自由というより責任と思います。ちなみに日本政府の制裁内容は、企業間でいえば「取引停止」程度の寛大なものです。宣戦布告だ、危険だなどという方もいるようですが、北朝鮮の態度こそ恐喝そのもので、プロ市民の皆さんも北朝鮮政府にこそ抗議すべきでしょう。何があっても日本が悪い、アメリカが悪いというスタンスは、根拠も合理性も、正当性もなく、ただ嫌悪と軽蔑の対象にしかなっていないことを自覚してほしいものです(それにしても北朝鮮、支那(中共)、韓国は批判しない左翼の皆さんの思考回路は不思議です)。
さて、またも話がそれましたが、会場では家族の皆さんの切実な訴え、脱北者の声、救う会関係者の話を聞くことができました。家族会を代表して飯塚繁雄副代表がお話をされていました。「横田夫妻もご高齢なので自分がこうして各地に出向いている」というようなことをおっしゃっていましたが、飯塚副代表ご自身が68才ですので、本当に残された時間は少ない、早く解決しなければと思います。特定失踪者家族の高野美幸さんのお話も胸の詰まる思いがしました。飯塚耕一郎さんの生い立ちを描いた漫画「母が拉致された時僕はまだ1歳だった]を購入。その夜一気に読ませていただきました。
またこの集会では、北朝鮮人権法の活用についても活発に運用すべしとの意見がありました。人権状況の改善なくば、一切の援助はない、というメッセージを突きつけるだけでも金正日政権には痛打となるはずです。脱北者については先に述べた通りですが、一時的に受け入れるにせよ、いずれ北朝鮮に帰国し、国家再建に尽力できるように、支援・誘導すべきと帰りの小田急線車内で監督と話をしました。
そしてこの集会での最大の収穫は、拉致映画制作を決意した須藤監督と、拉致をテーマにした舞台を公演したてんびん座の森木代表とお会いできたことです。この小さな出会いが大きなうねりとなること心より願っています。
なんかまとまりがなくて、すいませんが、1ヶ月半遅れのレポート終了です。
須藤監督のスピーチ内容はこちら
http://trycomp.iza.ne.jp/blog/
てんびん座の情報はこちら
http://www1.kamakuranet.ne.jp/tembinza/
遅まきながら、藤沢の集会の第2弾です。最近になってようやく日本人としての至極まっとうな主張ができる空気が醸成され、周知される機会が増えることで、人々の関心も高くなっています。ごく普通の人々が問題意識を持ってこうした集会に参加するのが、日常風景になっていることに喜ばしく思うとともに、この動きをもっと加速させなければと思います。
しかしながら、いまだ日本人が冷静に物事を見、考えることに不満というか不安な人々が多いのも確かで、最近の教育基本法改正や核武装論議をめぐる珍騒動にもそれが見て取れます。日本人が日本人であることを自覚し、自分たちの置かれた状況と取るべき選択を考えると都合が悪いというのは、自分たちがどこを意識し、あるいはどことつながっているかを露呈していて、ある意味いましか観察できない貴重な現象かもしれません。
さて、話は10月8日の集会に戻ります。藤沢の会場には、監督が先に到着。自分は、急用があったため遅れて到着しました。受付で「かん天な人」のことを軽くお話しすると、「すばらしい試みです」と即お返事が返ってきて、この映画を撮ってよかったとあらためて実感。また、人権擁護法案の話にも「こんな法律ができたら、拉致被害者救援活動が潰されるのは目に見えている。私たちも断固反対なので、今後ともぜひがんばってほしい」と激励されました。昨年は拉致被害者救援活動をされている方でもこの法案をしらない人がいたことを考えると、依然厳しい状況が続いてはいるが、着実にこの国を浄化しようとする人々の意識が広がっていることも確かであると思いました。同時にこうした活動になんらかの形で関わってきた人々のご苦労もよくわかります。自分自身、昨年人権擁護法案反対の周知活動で、しかと実感いたしました。
と、そこへ主催者のお一人がやってきて、名刺交換となったわけですが、人権擁護法案反対運動参加者が、北朝鮮人権法の脱北者受け入れに対する反対デモにも参加したことに対するご意見をいただきました。納得できる部分もあれば、できない部分もあり、またお互い誤解している部分もあることもわかり、その意味でも来て良かったと思いました。自分としては、脱北者は、韓国政府にまず保護責任があり、日本だけでない、周辺諸国全体で考えるべき問題です。ここを明確にし、またそれでも日本に受け入れるケースについては、条件や人数も明確し、厳格に運用すべきと考えています。そこを決めないで、ただ受け入れに努力することだけを決めるのは、無制限流入による大混乱を招きかねません。反対に受け入れに努力だけするという結果も予測できるわけで、北朝鮮で何が起きようと傍観するだけという失態も招きかねません。それらを含め、法案成立直後にデモが行われたことは両方の側面からそれなりの意義はあったのではないかと思います。保守の意見分裂という方もいるかもしれませんが、保守も多様化してきた証と自分は思います。
もちろん北朝鮮人権法そのものには賛成です。脱北者受け入れに反対した人権擁護法案反対の活動に参加していた方々も、聞いた範囲では概ねそのようにいっていました。北朝鮮の人権状況は国際社会として看過できない状況にあり、人権蹂躙の現政権に対し、積極的な制裁の実施と一切の支援の停止を行わないことは各国の自由というより責任と思います。ちなみに日本政府の制裁内容は、企業間でいえば「取引停止」程度の寛大なものです。宣戦布告だ、危険だなどという方もいるようですが、北朝鮮の態度こそ恐喝そのもので、プロ市民の皆さんも北朝鮮政府にこそ抗議すべきでしょう。何があっても日本が悪い、アメリカが悪いというスタンスは、根拠も合理性も、正当性もなく、ただ嫌悪と軽蔑の対象にしかなっていないことを自覚してほしいものです(それにしても北朝鮮、支那(中共)、韓国は批判しない左翼の皆さんの思考回路は不思議です)。
さて、またも話がそれましたが、会場では家族の皆さんの切実な訴え、脱北者の声、救う会関係者の話を聞くことができました。家族会を代表して飯塚繁雄副代表がお話をされていました。「横田夫妻もご高齢なので自分がこうして各地に出向いている」というようなことをおっしゃっていましたが、飯塚副代表ご自身が68才ですので、本当に残された時間は少ない、早く解決しなければと思います。特定失踪者家族の高野美幸さんのお話も胸の詰まる思いがしました。飯塚耕一郎さんの生い立ちを描いた漫画「母が拉致された時僕はまだ1歳だった]を購入。その夜一気に読ませていただきました。
またこの集会では、北朝鮮人権法の活用についても活発に運用すべしとの意見がありました。人権状況の改善なくば、一切の援助はない、というメッセージを突きつけるだけでも金正日政権には痛打となるはずです。脱北者については先に述べた通りですが、一時的に受け入れるにせよ、いずれ北朝鮮に帰国し、国家再建に尽力できるように、支援・誘導すべきと帰りの小田急線車内で監督と話をしました。
そしてこの集会での最大の収穫は、拉致映画制作を決意した須藤監督と、拉致をテーマにした舞台を公演したてんびん座の森木代表とお会いできたことです。この小さな出会いが大きなうねりとなること心より願っています。
なんかまとまりがなくて、すいませんが、1ヶ月半遅れのレポート終了です。
須藤監督のスピーチ内容はこちら
http://trycomp.iza.ne.jp/blog/
てんびん座の情報はこちら
http://www1.kamakuranet.ne.jp/tembinza/
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